こんな生活をしています

(学校の様子、生徒の活動の様子を紹介します)

令和5年度課題研究発表大会

1/19(金)令和5年度課題研究発表大会が行われました。

今年度の課題研究発表大会は学校評議員、PTA役員の皆様をお招きし、発表後の審査まで実施していただきました。ありがとうございました。

☆審査結果☆

最優秀賞 電子科「地域に貢献できるモノづくりと発明工夫展への出品」

優秀賞  機械科「鹿角平丸太ベンチの製作」

優良賞  電子科「宇宙エレベーターロボット競技会への挑戦と水耕栽培の実践」

3年生の姿を見本にして、2年生の皆さんも次年度がんばってください。

 

第3学期始業式

1/16(火)第3学期始業式が行われ、校長先生の感動的な話で始まりました。以下に本文と要約を掲載します。

◎令和5年度第3学期始業式 校長挨拶 

1月2日午後6時前、東京都大田区の羽田空港で、新千歳空港から向かっていた日本航空516便が、着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突しました。

海上保安庁の機体に乗っていた5名が亡くなったが、日本航空(JAL)の乗客乗員379名は、機体が炎上する大変危険な状況の中、適切な避難と救助協力で、全員無事だったことで世界中が驚き、これを奇跡と呼びました。

しかし、これは奇跡ではなく、機体衝突後も安全停止に努めた機長の技術や、パニックを生じさせなかった乗組員の冷静な判断、手荷物一つも持たずに人命優先で避難した多くの乗客の協力があってこそ生まれたものであります。

災害を想定し、日頃の備えや訓練がいかに大切であるかを私たちに教えてくれました。 

また、1月1日午後4時10分、石川県能登半島の北東42kmを震源に、震度7、マグニチュード7.6の地震が発生しました。津波は最大1.2mとなり、海沿いの多くの家屋や人々に甚大な被害を与えました。

地震の被害は、石川県や新潟県、富山県や岐阜県までにおよび、その規模は能登地方としては150年前の明治18年以降で最大となりました。

亡くなった方は220名、行方不明者23名、避難所に避難している人は、383か所で2万2000人にもなり、いまだ元の生活に戻れない状況です。家屋の崩壊は4500棟を超え、今もなお1万2000戸の停電が続いています。

 今から13年前の2011年3月11日の東日本大震災と原子力発電所事故により、1万5000名を超える被害者が出ました。福島県でも1600名を超える方々が犠牲となり、大変な被害がありました。あれから13年が経とうとしています。

復興への道のりは、ゆっくりですが、確実に一歩一歩進んでいます。地震直後には絶望的になり、とてもつらい時や苦しい時が長く続きました。しかし、日本中や世界中からの応援や支援を全面に受けて、地域の皆さんと手を取り合って、互いに協力し、励ましあって、再び立ち上がることができています。

福島県が全国や海外から受けた恩は、皆さんに引き継ぎ、決して忘れてはいけません。困っている人がいたら、進んで手を貸してあげられるような人にならなければなりません。そして、一人ひとりは小さな事でも、みんなが集まれば大きな力となることを知ってほしいと思っています。 

 年末にテレビで、ワールドベースボールクラシックの特集を見ました。

日本代表の栗山英樹監督のインタビューが心に残っています。

彼自身は、選手時代、テスト生として何とかプロ野球選手になれたものの、周囲とのレベルの差に愕然としたそうです。それでも1軍でプレーできるようになると、原因不明のメニエール病を発症し、大きな結果を残すことなく29歳でプロ野球選手を引退します。逆境だらけの人生だったといいます。

 

彼は言います。一流と呼ばれる選手には共通点がある。それは、

「自分で決めたことはやり通す。自分との約束を守り抜いている。」

「自ら進んで練習をしている。」

それは、やろうと思った人なら、誰でもできるものである。

選手たちは特別な人ではなくて、普通の人なのです。

「できるか、できないか」ではなく、

「やるか、やらないか」なのです。

自分が決めて、やり続け、挑戦し続けること。そして、最後まで諦めずに、自分を信じ続けることが大切であると。

 

私は、失敗や挫折が多いほど、人は強くなれると思うし、そんな多くの苦労をしてきた栗山監督だからこそ、逆境に立ち向かう姿勢が、WBCの選手たちを一つにして、アメリカに挑戦し、世界一になれたのでしょう。

栗山監督の言葉「夢は正夢」。夢は見るものではない。叶えるもの。は有名ですね。

 

 今年も新年を迎え、私たちも学問や部活動、資格取得、進路実現など、それぞれの夢や希望、目標に向けて、一歩一歩、邁進していくときです。

努力すればするほど、誰しもが困難や壁に直面し、失敗し、挫折しそうになります。そんな時、立ち直る力があるかどうかが、その逆境を乗り越えることができるかどうかの分かれ道となります。

成功の影にはその何倍もの失敗があります。

 

自分の可能性をしっかり信じ、チャレンジする精神をいつまでも持ち続け、決して、くじけることなく、強い意思と弛まぬ努力で、夢の実現に向かって

突き進んでほしいと思います。

今年も皆さんにとって素晴らしい一年になることを祈念して始業式の挨拶とします。

 

令和6年1月16日

福島県立白河実業高等学校長

 

要約:

校長先生の言葉は、令和5年度の第3学期始業式で、学生たちの心に深く響くものでした。

先生は、最近の羽田空港の航空機事故と能登半島の大地震を引き合いに出し、危機の中での連帯と勇気の価値を強調しました。これらの出来事は、困難な時でも互いに支え合い、一致団結することの大切さを私たちに教えてくれます。

また、東日本大震災の教訓を思い起こし、校長は困難を乗り越えるための共同体の力を熱く語りました。私たちが直面する困難や挑戦は、単なる障害ではなく、成長と進化の機会であることを教えてくれます。

栗山英樹監督の「やるかやらないか」という言葉を用いて、校長は夢を追い続ける精神の重要性を訴えました。私たちの目標に向かって努力し、逆境にも屈しない強い意志を持つことが、成功への鍵であると強調しました。

最後に、校長先生は生徒たちに向けて、希望に満ちた素晴らしい一年になるよう祈りを込めて挨拶を締めくくりました。この言葉は、私たち一人一人が自分の可能性を信じ、夢に向かって果敢に挑戦する勇気を与えてくれました。

進路指導部より、2年生には令和6年度のスケジュール、今後の進路活動に向けた話がありました。

3年生は残りわずかな高校生活となりました。有終の美を飾れるよう、残りの期間も学習に励んでください。

表彰式・第2学期終業式

12/20(水)表彰式・第2学期終業式が実施されました。

生徒の活躍が光る2学期となりました。3学期に向けて有意義な冬季休業にして欲しいと思います。

3学期始業式は令和6年1月16日(火)となります。

令和5年度3年生の話を聞く会

12/15(金)令和5年度3年生の話を聞く会が実施されました。3年生の進路活動の実体験を2年生に伝えることで、今後の学習活動の意識の高揚を図るための行事です。質疑応答の場面では、先輩方に積極的に質問をする2年生の姿が見受けられました。

2年生の皆さん先輩方の経験を生かして進路活動頑張りましょう。

令和5年度ものづくり体験学習

12/8(金)塙中学校2学年の皆さんをお招きし、令和5年度ものづくり体験学習を実施しました。電子科1班、機械科3班に分かれ、実際に中学生にものづくりを体験してもらいました。

 

☆電子科 オルゴールゴマの製作☆

☆機械科① 溶接によるミニラックの製作☆

☆機械科② 3Dプリンタを使ったものづくり☆

☆機械科③ 文鎮の製作☆

 

中学生に普段の実習内容をわかりやすく伝えようとする一生懸命な生徒の姿が見受けられました。

中学生の皆さんには、今回の経験を進路選択の際に是非生かしていただけたらと思います。

地域探究活動(3年)

 10月3日(火)、矢祭町のマップ製作の参考にするため、鮫川村役場で取材活動を行いました。昨年の11月、機械科の生徒が「総合的な探究の時間」の授業で鮫川村の探究を行い、鮫川村マップを入手します。それをみた矢祭町の生徒が「鮫川村マップを参考に矢祭町のマップを作りたい!」と発案し、Fukurum基金からの助成を得て、今回の活動が始まりました。 
鮫川村マップを製作した緑川さんと藤田さんにお話を伺いました。 
 緑川さんは「県外の方に鮫川村の場所をわかりやすく伝えるために、このマップ(写真参照・裏面省略)を製作しました。こだわった点は、文字をすべて手書きにすること、写真を使わずイラストで名所の紹介をすること、全体的にカラフルな色づかいにすること、などです。初稿を出してもらったあと、何度も手直しをして、ようやく完成しました」と話していました。 
生徒たちは、この地図を参考に矢祭町の地図を製作します。現在、株式会社日進堂印刷所の担当の方と打ち合わせを行っています。矢祭町のどの名所を紹介するか、おすすめコースをどうするかなど、今後、具体的に考えてゆきます。 

 10月18日(水)、矢祭町産無農薬ラズベリーを使用した菓子製作の助言を得るため、取材活動を行いました。取材先は、東京・港区赤坂の虎屋文庫と、港区南麻布のフランス大使館です。

 フランス大使館総料理長のセバスチャン=マルタン氏は、矢祭町のラズベリーを使用しフランスの伝統菓子「ガトー・ナンテ」を製作・販売しました。ガトー・ナンテは、マルタン氏の故郷である港町ナントで1820年に作られ始めた焼き菓子です。フランス出身のマルタン氏が、なぜ、矢祭町のラズベリーでガトー・ナンテを製作したのか、その経緯を伺うことにしました。

また、フランスだけでなく日本の伝統菓子も製作できないかと考え、ガトー・ナンテが製作された1820年ごろに日本で作られていた和菓子についても調べることにしました。

   18日は、まず、室町時代後期に創業、後陽成天皇(在位1586~1611)の時代から御所御用をつとめたという和菓子店「虎屋」を訪問。生徒たちは、菓子資料室「虎屋文庫」の主席研究員の中山圭子さんから、和菓子の歴史や江戸時代の製法などについてお聞きしました。

   江戸時代後期には砂糖の国産化が進み、和菓子のバリエーションが豊富になり、庶民の間にも大福や金つば、どら焼きなどの菓子を食べる楽しみが広まったそうです。虎屋文庫には1824(文政7)年に作られた菓子の見本帳(現在の商品カタログのようなもの)「新製御菓子繪圖(しんせいおかしのえず)」が残っており、その中の絵をもとに2024年のカレンダー(写真参照)が作られたことなどを伺いました。虎屋で販売している上生菓子の栗粉餅の栗は、宮崎県や茨城県など、その時々の旬の場所から原料を仕入れるため、時期によって使用される栗の産地が異なるといいます。工業高校生である生徒たちは、和菓子職人さんの技術の話を、特に熱心に聞き入っていました。

 

最後に、とらや赤坂店地下1階で開催されていた「和菓子の〈はじめて〉物語」展を見学させていただき、取材は終了となりました。ものづくりへの情熱あふれるお話をたくさん伺うことができ、今後の活動の糧になる貴重な経験をさせていただきました。 
 
 18日の午後は、フランス大使館を訪れました。生徒たちは、一般社団法人ニワトコ代表の矢崎潤子さんや矢祭町地域おこし協力隊パティシエの酒井智美さんとともに、フランス大使館総料理長セバスチャン・マルタンさんにお話を伺いました。 
マルタンさんは「日本のさまざまなフルーツを使ってフランス菓子の魅力を伝えたいと考えていました。そんな時、矢祭町の無農薬ラズベリーに出会い、ガトー・ナンテを作ることにしたのです」と語りました。 
フランス・ブルターニュ地方の港町ナントで菓子店とパン屋を経営する両親のもとで育ったマルタンさんは、幼いころから両親の作ったお菓子を食べていたそうです。そこで、日本でもフランスのバターやおいしい卵を使ってガトー・ナンテを作ってみようと思い立ちます。生徒たちはマルタンさんがHPで「日本の人たちにガトー・ナンテというフランスの伝統菓子を知ってほしい」と発信していることを知り、Fukurum基金の助成を得てガトー・ナンテを試作しました。この日、白河実業高等学校塙校舎で企画・商品化を目指すガトー・ナンテの試作品をフランス大使館に持参し、マルタンさんに召し上がっていただきました。 

 マルタンさんは「しっかりラズベリーの味がする。おいしいよ」と話し、ラム酒の配合など本場フランスのガトー・ナンテの作り方について具体的にアドバイスをしてくださいました。

 とても気さくに取材に応じてくださったマルタンさん。生徒たちは、矢祭町産無農薬ラズベリーと、矢祭町の益子厚子さんが作ったカラフルなトマトを持参し、矢祭町の産品のPRも行いました。

   生徒たちは、今後、マルタンさんのアドバイスをもとに新たな試作品を作ってゆきます。

  ラズベリーは、摘みたての生の状態では甘みが強く、冷凍したりミキサーで液体状にしたりすると酸味が増します。現在、ハイテクプラザ会津若松技術支援センターや福島県農業総合センターの方々に依頼し、成分分析などを行っていただいています。

矢祭町産無農薬ラズベリーで作るガトー・ナンテの完成品は、2024年1月10日(水)~12日(金)にJR東日本の品川駅構内で行われる矢祭町物産展で販売する予定です。矢祭町マップの製作が間に合えば、その時に配布も行います。

どうすれば、よりおいしいガトー・ナンテを作ることができるのか。どうすれば、矢祭町産無農薬ラズベリーをより多くの人たちにPRできるのか。

フランスや日本の歴史や文化も学び、和菓子製作なども視野に入れ、工業高校生としての強みも生かし、地域の方々と関わりながら、これからも探究活動を続けていきます。

(写真は「矢祭町産無農薬ラズベリーのガトー・ナンテ」の試作品。木の台は機械科の課題研究で生徒が製作中の「鮫川村・鹿角平キャンプ場に設置予定の木のベンチ」の一部を使用。)
 
 
 
 

3学年労働法令講話

12/1(金)3学年労働法令講話が行われました。

白河公共職業安定所より講師をお招きし、労働法令について講話をいただきました。

生徒は真剣な眼差しで講話を聞いており、社会人になるための準備をしようという姿勢が伝わってきました。

3学年スーツ着こなしセミナー

11/29(水)、3学年スーツ着こなしセミナーが実施されました。

株式会社コナカよりご担当者様にご来校いただき、スーツの種類や着こなしについて教えていただきました。ありがとうございました。

スーツを着た生徒はより一層大人になったようでした。

ネクタイを締める練習も行いました。

ロボット航空宇宙フェスタふくしま2023

電子科の2・3年生で、11月22日に行われましたロボット航空宇宙フェスタふくしまに行ってきました。写真は数あるブースの中で株式会社ダイモンを見学させていただいた際の様子です。

月面探査車について熱心に話をしていただき、遠くない将来に月面探査車が月の洞窟のデータを地球に送信する事が現実になる話に、生徒も興味強く真剣に話を聞いていました。月面居住が始まれば、地球上のすべてのインフラが月での生活に欠かせなくなるものとして、生徒たちは今回の学習で宇宙開発には夢があり、未来があることを知りました。

 

 

 

 

 

 

 

集合写真

 

 

 

 

令和5年度 第2回防災訓練実施要項

11/17(金)第2回防災訓練が実施されました。

シェイクアウト訓練を行った後に、地震による火災発生を想定した避難訓練を実施しました。

雨天のため体育館への避難となりましたが、生徒は真剣な姿勢で訓練に取り組んでいました。

消防署の係官にお越しいただき、講評をしていただきました。また、消火器の取り扱いの説明をしていただきました。

ありがとうございました。

~講評~

~防災DVDの鑑賞~

緊急時を想定し、新聞紙でサンダルを作る体験学習も実施しました。

生徒会役員選挙

11/15(水)塙校舎として最後の生徒会役員選挙が行われました。

次期生徒会長1名、副会長2名の立候補者による立会演説会ののちに投票が行われました。

当選した暁には、塙校舎最後の生徒会役員として頑張ってほしいと思います。

生活委員会のみなさん、立候補者のみなさん、お疲れさまでした。

令和5年度ミニ文化祭

10月31日(火)ミニ文化祭が実施されました。

生徒会主導のもと、芸術大会・BBQ・のど自慢大会・有志発表など楽しい企画が盛りだくさんに行われ、校内は大いに盛り上がりました。

芸術大会の様子

BBQ

のど自慢大会・有志発表

生徒会の皆さん連日の企画と準備お疲れさまでした。

 

本校舎・塙校舎合同運動会

10月12日(木)本校舎にて合同運動会が行われました。塙校舎が一つのチームとして本校舎の運動会に参加する形で、はじめての試みとなりましたが、生徒たちにとって大変充実した行事となりました。

開会式/待機場所での様子 天気良い!!

すっかり白河実業高校の一員です。

 

各競技の様子

本校舎の先生方、生徒の皆さん大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いします。

修学旅行(最終日)

全日程天候に恵まれ晴天のもとで生徒たちは楽しい時間を過ごし、貴重な経験をしました。また、体調不良者もなく完遂することができ、これもひとえに保護者の皆様のご支援があってのことと心から感謝いたしております。   

     

 

修学旅行(3日目)

本日は大阪モノづくり観光推進協会様を通して、近畿工業株式会社を見学してきました。企業の製品やプロセスを実

際に見て学ぶ素晴らしい機会となり、生徒たちはものづくりの大切さを再確認することができました。

また、午後からは、ユニバーサル・スタジオジャパンにいってきました。期待や楽しみがいっぱいで訪れアトラクシ

ョンやエンターテイメントを楽しむことができました。

 

 

 

修学旅行(2日目)

2日目も無事終了し、全員が宿舎へ帰ってきました。生徒たちにとって貴重な経験であり、成長の機会です。新しい場所を訪れ、学びの機会を広げることで、多くのことを学んでいることだと思います。

班別研修帰着時の様子

班別研修帰着時の様子

 

1組集合写真

2組集合写真


修学旅行(第1日目)

保護者の皆様、本日は朝早くから送迎ありがとうございました。1日目は新幹線を乗り継ぎ、薬師寺において、とてもユニークな法話をいただき、奈良公園散策と東大寺において大仏様のスケールの大きさを実感した一日でございました。おかげさまで何事もなく全員ホテルに到着いたしました。気温も丁度よく体調不良者もいません。明日の判別研修を楽しみにしているようです。。。